Ennui

自己開示の場

大学編入(24) 久々の投稿 筑波大の感想

なんかずーっと閉鎖してたんですが、

衝動的に書きたくなったのでやっぱ、、、、

 

 

 

 

筑波大学の社学についてです、、

 

 

結果発表をします。

 

 

 

 

結果は

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不合格です、、、、、、、、

 

 

 

 

 

ここからは情報提供です。

 

 

倍率は8倍です。

各学類ごとの出願者数に応じて合格枠が割り振りされます。

 

なので、

政治学類 出願 20人

社会学類 出願 20人

経済学類 出願 40人

法学類   出願  10人

だったら

合格者の10枠は

上から

2枠

2枠

4枠

1枠

みたいな感じで配分されるので

フェアです。

 

 

経済学類は24人出願で3人合格ですね。

確か全体の出願者数が90人くらいです。

 

大半の出願者は、

旧帝大神戸で落ちた人ですね。

 

ワンチャン勢は敵じゃ無いので無視して大丈夫です。

 

 

経済学類の情報になりますが、

 

英語が専門論文和訳なので

大阪大学に受かんなかった人が凄く多いです。

 

 

基本的に追い詰められた人間が受けに来るので

受験者のレベルは高いと思います。

 

 

あとは3月まで勉強をし続けるのでみんな

尋常じゃないほどメンタルが強い。

受けに来てるだけで本物だと思う。

 

 

 

こっからは試験についてです。

 

 

筑波は例年2月開催ですが、

確か、今年から11月開催になります。

 

経済編入生にとっては生きるか死ぬかレベルで重要な11月に筑波大が入って来るんですね、、ありがた迷惑とはこの事、、、、、、

 

 

 

試験内容は変わらないと思うので参考にして下さい。

 

筆記 

英語(英語論文和訳)

経済学(経済理論の計算と論述問題)

 

 

面接

20分、面接官3人vs受験者1人

 

 

 

まず筆記です。

 

 

あくまでも落ちた奴の意見です笑笑

ただ情報収集にはぬかりはありません!

 

 

 

経済

 

筑波大の経済学は基本的に激ムズです。

問題の難易度が一番高いのは筑波大か大阪大です。

 

ただ筑波大も大阪も、数年に一回簡単な問題が出題されます。

 

今年はミクロ経済学3問とマクロ経済2問、経済史です。

 

問題はもう手元にないので、大学HPから見てください。

 

 

ミクロ経済は難しく、マクロは少し簡単だったと思います。

 

 

ミクロの1問目、2問目は確か武隈ミクロの演習をやってないと解けない問題だったと思います。要するに院試クラスの問題解いておきましょう。

 

僕が思うに編入で武隈が必要になるのは大阪と筑波だけだと思います。

 

費用関数が無いから供給関数も出せなかった。

 

 

ミクロの(3)は確か純粋交換経済の価格比を求める問題ですね。

これは、解けました。

ありがとう中央ゼミナール

 

純粋交換経済の問題は計算が長いので一見難しく見えますが、一度解き方を覚えれば多分典型的な問題しか出ないので解けちゃいます。

神戸とかでも見かけますし、絶対やっておきましょう。

 

 

マクロは論述が2問でました。

なんか政府支出の変化の影響だったかな

ありきたりな問題だったはず

がガガガっと書いてミクロとB問題に時間さきました。

多分二問とも正解なはず。

 

 

それで筑波の一番やっかいなのは、

A問題(ミクマクの計算メイン)ではなく

B問題(何が出るか本当に予測不可能)ですよね

 

B問題は例年難しすぎるので、合格者でも出来ない人が多いらしいです。

 

 

株式所有構造の変遷

経営の話(思い出せないけど青木って有名な教授が書いた本からの出題だった)

金融

 

なんか本当に色々です。

 

 

 

自分は一応B問題対策もしてて

入門日本経済って本を読んで臨みました

結構おすすめです。

 

 

 

今年は経済史からの出題で、

経済史で経済発展?だったかに大きな影響を与えた出来事を2、3個挙げて論述しろという問題でした。

 

 

 

かなりシンプルで一問しかなかったので

正直結構助かった〜とかって思いました。

 

 

阪大対策でちょろっとですが、

経済史の本とかまとめサイト見てたので

 

確か、僕が書いたのは

 

産業革命と国連設立です。

 

産業革命は生産性の工場とか貿易が拡大しやすくなったなどなどを書きました。

国連はその起源と国連の下部組織の果たす役割について記入した覚えがあります。

 

 

 

 

 

次は英語です

 

僕の場合は苦手科目だったので

筑波受験を決めてからはかなり時間を費やしました。

 

取り組んだのは、

ターゲット1900

ライブで!社会科学系 英語 の英単語

関西圏の大学の過去問題と筑波過去問の精読と通読(32題)

経済✖︎ENGLISH の英単語

です。

 

 

ターゲットは3週間で全部暗記しました。

年明けからターゲットを忘れない様にしつつ

専門英単語と長文読解の勉強をしました。

 

専門単語は800語くらいですかね。

過去問とライブ!の巻末、経済✖︎ENGLISHの単語を抽出して勉強してました。

あっ、あとリンガメタリカの経済と社会問題の単語も勉強した!

 

 

経済✖︎ENGLISHって本は結構おすすめです。

リンガメタリカの著者が書いてる本なんです

 

後ろの方に長文もあるんで是非!

 

 

 

筑波大の英語は簡単めでしょうか?

 

頻出テーマは経済史、経済学史、公共経済学です!!!

まれに金融も出題されますね!!!!

 

 

ただほぼ、90パーくらい経済史と公共経済です!!!!!

 

 

なので時間無いならここの分野を集中攻撃しましょう。

 

過去問題32題精読通読とありますが、

僕も経済史や公共経済のテーマに近い英文をピックアップして読んでました。

32題中半分はそれ分野です。

 

公共経済ってイメージわかないと思いますが

経済学で政治を見るって分野です。

 

 

僕はこの分野が好き、特に公共選択論の本が好きでした。面白いので是非。

 

 

なので、32題の中に数問、政治に関する英文を入れておきました。リンガメタリカは何故かやらなかったな、、、、

 

 

 

筑波大の英語は基本和訳です

 

んで、長文の文章量が毎年超かわります

 

今年は2ページ分だったかな、

 

 

ただ時間がたっぷりあるので、

何回も読み直しできます。

 

 

 

 

僕は、なんだったか忘れたけど

一個めちゃくちゃ多用されてる単語の意味がわかんな過ぎて困った記憶があります。

 

 

たしかコンティジェンシーだったかなぁ

 

 

英文の内容は、

経済史と経済学の違いだったかな

 

その文章の中には公共経済の話も含まれてて

経済史と公共のミックス!

 

 

 

正直、こんな英文どっから見つけてきてんねん!!!!!!!!と思いましたね。

 

 

あんま無い気がする経済史と公共って、、、、

 

 

 

確か5問くらい問題あって2.3問はそれっぽい答え書いたかなぁ。

 

 

 

 

最後は面接

 

 

経済とか出願者多い学類は部屋が2個ありました。政治学類は一部屋だった。

 

番号順に分けられて、

僕はトップバッターでした。

 

 

 

 

部屋の中には、

自分の志望するゲーム論の先生と開発経済の先生がいました。

時間は20分。

 

圧迫でも優しくも無いです。

若干ピリッとした感じ。

 

 

僕は完全に面接でミスりました。

 

自分の興味を持ってたのは

ミクロの応用分野であるゲーム論で、政治や社会、法分野など社会科学系の社会問題を読み解くという事です。

 

卒論では移民問題についてゲーム理論を用いて考えたいとしました。

 

 

僕は経済を勉強して、無知で感情的で、論理性や冷静さにかける考えで意思決定をする大勢の人々の考え方というか思考に問題意識がありました。

 

イギリスのEU離脱なんかいい例です。

 

イギリスは元々は世界最高峰だし産業革命の原点でしたが衰退を続けています。

EUに属する恩恵はとてつもなく大きいです。

 

でも移民が嫌で脱退した、、、

 

 

 

 

 

やばいこれ長過ぎて書ききれんから

別で書く

 

 

 

要するに、意思決定の仕方がわるい!

 

 

 

それで僕は、経済の中でも論理的なゲーム論に惹かれました、でも現実は理論だけでは考えきれません。移民が嫌って感情や文化の保護とか法の制度とか政治状況とか、さまざまな感情的な要因が必要なわけで、

 

「「「「「人道的でありながらも、冷静で論理的な思考」」」」

というのが必要だと感じていて

 

それを社会科学分野の教養を身につけながら、経済、特にゲームを学び身につけたいと

 

 

これが僕の志望理由でした。

 

 

 

 

筑波大はミクロの大学なんで

マクロ経済理論やりたいとか

経済だけ学びたいって人は向いてないと僕は思います。

 

 

そこの分析はそれぞれですけど

どう見てもマクロやる気無い大学です。

 

 

各大学の特徴捉えるのは大事です。

 

 

んでんで!!!

 

 

 

面接は、

志望理由

なんで編入

筆記の出来

どんな勉強を?

なんでゲーム

なんでぶれくじっとの例

 

ここまでの質問の流れは絶好調でした。

 

ただ僕がミスったのは、

なんの本読んだか?

将来の展望

 

この二つです。

 

読んだ本を聞かれて

 

公務員の経済から始めて大竹)、アシヤ、浅田とかをあげた後

 

ゲームで学ぶ政治学って本を挙げたんです

 

そしたら過剰反応されて

根掘り葉掘り聞いてきました。

 

僕は、ゲーム理論で学ぶ政治学は本当に一番面白いと感じた本ですごく読み込んでいたのでめちゃくちゃ的確に質問に答えていったんですが、ゲーム理論の中でも公共選択に近い分野だったので、そっちを勧められてしまったんです。

 

勿論、公共選択とゲーム理論で他分野を分析する事は近い所や共通点が多くて、差別化?が難しいし、公共選択論の方がいいんじゃ???って言う質問も想定内でした。

 

ただ自分の考えが上手く相手に伝わらず

もういいです、と言われてしまいました~😭

 

 

 

あと、一番ミスったのは将来の展望です。

 

国際社会学群なのでグローバル人材になるのが好ましいですよね。

 

自分も外資がいいと思ってたんで

素直にp &Gとネスレに行きたいと言いましたが

これが大失敗でした。

 

具体的にどんな仕事がしたいかと聞かれて

 

焦ってマーケティングって答えたんですよ

 

 

pあんどgはマーケティング世界最強企業なんですね。

 

 

そっからは、なんでマーケティングなのか死ぬほど追求されました。

 

なんでマーケティングを大学で極めないのか聞かれて詰みましたね。

 

 

おまけに転職してナイキ(オレゴン)で働いてみたいなんて言うんだから、、、。

話が飛びまくって、

結局何がやりたいかわかんない奴みたいになって終わりました。

 

 

これが最大の敗因ですね、、、。

 

 

 

 

くっそーーーーっ

 

 

 

 

正直筆記の点数はそこそこ良かったのでは

と思っています。

 

 

ミクロ経済は難しかったけど

多分多くの受験生は一問も解けてない!

 

マクロは満点近いと思うし、

 

経済史に関しても紙いっぱい論述した

 

英語も6割は絶対あった。

 

 

まぁいくら喋っても

負け犬の遠吠えというやつですね、、、、

 

 

そんな感じで僕の受験生活は終わりを迎えました!

 

 

 

 

筑波大受ける人頑張って下さい!

 

社会学類は医学部に次ぐ最難関で

神戸経済経営に偏差値では負けてません!

 

是非受験してみて。